綱引協会


♪ 運動会の綱引必勝方法 ♪

2012/03/22

運動会の綱引必勝法
【 チームの体重】
 ◎チームの合計体重を多くする!
 ・体重が多いほど有利であるが、チームワークは体重以上に重要
 ・両チームの技術レベルが同じなら、体重の多いチームが勝つ
 ・体重の軽いチームでも技術レベルが相当高いと、体重差が100kg以上あっても勝つ
【並び方】
 ◎基本的には、前から背の高い順に並ぶ
 ・前後の身長差が大きいと、ロープが凸凹して力が分散する
 ◎小学生は、前から背の高い順で中後半以降から背の低い順にする
 ・後方に、背が低く体重も軽い小柄な子が集中するのを避けるため
 ◎ロープが先頭から最後尾まで真っ直ぐになるように、全員が等間隔で並ぶ
 ・ロープが曲がっていると力が分散する
 ・適度な間隔はおよそ1.1~1.3mである
 ・ロープが短くて適度な間隔が確保できない場合は、ロープエンドを2m程残して等間隔で並ぶ
 ◎右利きの人はロープの左側、左利きの人はロープの右側に並ぶ
 ・基本以外でも本人が引きやすい方で引けば良い
 ・人数が多く左右に振れる場合は、ロープの右左に並べるが交互である必要はない
 ◎男女混合の場合は男子、女子、男子と交互に並べ先頭と最後尾は男性にする
 ・同性で選手に強弱がある場合も同様で、強い、弱い、強いと交互に並べる
【ロープの握り方】
 ◎基本は右利きの人は左手が前で右手が後ろ、左利きの人はその反対
 ・右手と左手は間隔を空けないで、くっつける
 ・必ず素手で握る、軍手等は逆効果
 ◎両手は内側に絞る!
 ・ロープを握って両手を内側に絞りながら、脇をしっかりと締める
 ・左右の肩を後方に引き、胸を前に突き出す感じ
 ◎ロープを脇でしっかりはさむ
 ・脇も第三の手
【手の滑り止め】
 ◎不要
 ・本格的な綱引競技では使用しますが、運動会での綱引には不要
【靴の種類】
 ◎滑りにくい靴を使用する
 ・体軸が後傾になり、体重を利用して引くほど足が滑る
 ・学校のグランドで実施する場合、サッカーのアップシューズ等が良いかも?
 ・スパイクシューズは危険です。素足は怪我の元!
【アスファルト上で実施する場合の靴とコツ】
 ◎靴底がスポンジ状のジョギングシューズが良い
 ・靴底のゴムが硬いほど滑りやすい
 ◎アスファルトの上をホウキで綺麗に掃き小石や砂埃を除去する
 ・路面に小石、砂埃があると靴底が滑り摩擦抵抗が低下する
【基本フォーム】
 ◎体を正面に向ける!
 ・初心者は上体が起き、左足が前に出て右足を外側に開き、右肩が左肩より下がる
  (体の右側でロープを引く場合)・・・これが、初心者の典型的なダメ引きフォーム
 ・左右の肩の位置を同じにする(前後、上下共)
 ・左右の足の位置を同じにして、その幅は肩幅と同じくらいにする
 ◎空を見て引くこと!(練習無しでブッツケ本番の場合は、この一言に限る!)
 ・斜め上を見れば、自然に体軸が後傾になり体重を利用しながら引ける
 ・初心者は上を見ると左右(特に左側)に体が振れ、同じ方向に引けなくなるので注意が必要
 ・空を見て引く、引けた、また前を向く、これが戻される典型的な原因
  最後まで空を見ること!(引けても上体が起きてしまわないように注意!)
 ◎しゃがみ込む方法
 ・スタートと同時にしゃがみ込み、両脚と上体を斜め上に伸ばし、これを繰り返す
 ・この時も体は正面に向け、左右の肩は同じ高さにすること
 ◎腰で持つ方法
 ・ロープの握り方「ロープを脇でしっかりはさむ」を無視して、ロープを腰に固定して引く
 ・この時も体は正面に向け、左右の肩を同じ高さにすること
 ・利点は引かれても体が「く」の字にならないこと、難点は難易度が高いこと
【チーム全体での引き方】
 ◎全員で大きな声を出して引く
 ・声を出して運動したときの方が、何も声を出さないときよりも確実に、大きなパワーが出る
  また、大切なのは、声を揃えること
 ◎ロープは斜め上に引く
 ・後ろへ引くのではなく、地面を踏みつけるように斜め上に引く
  その時にロープや体が上に浮かないように注意すること
 ・上記で説明した基本フォームとロープの握り方の維持が最も重要!
【監督の仕事】
 ◎選手の基本フォームを修正することに専念せよ
 ・選手は基本フォームを頭で理解しても、いざ試合になると頭の中が真っ白になる
 ・選手が入場したら選手同士の間隔を指示する
 ・殆どの場合、選手は前を見て体が浮いてしまうので上を見ろと指示する
 ・初心者ほど監督の采配が大きい!
【本当に効果があるのか?】
 最初は好きなように引かせ、チームの力関係が均衡するように分けてから、片方のチームだけに上記のアドバイスをする「 ほら、教えたチームが勝てたでしょ!」
 後は、戦う相手チームがこのページを見ていないことが条件かな?
※このページは0年以上経過してますので、今では簡単に勝たせてもらえないかもしれません。 全てTug of War sport. より転記