城端水泳スポーツ少年団


2月24日(木) 記録会の結果

2011/02/25

平成23年2月24日(木)城端温水プールで1年間総まとめの記録会を行いました。
個々で伸びの度合いが異なりますが、概ね下記の程度記録が向上しました。
<初級クラス>
25m板キック 年度初めが55秒程度で、35秒程度まで伸びました。

<中級クラス>
25mクロール 年度初めが35秒程度で、25秒程度まで伸びました。

<上級クラス>
50mクロール 年度初めが50秒程度で、45秒程度まで伸びました。

 つい先日(2/13)ウィンタースイムチャレンジ(南砺市水泳記録会)が行われたばかりなので、この記録会に出場した団員はあまり記録が伸びないだろうと思っていたのですが、どういうわけか新記録の続出となりました。記録会を始める前に「気持ちを集中して、めーいっぱい力を発揮し、特にラストは残っている力を振り絞って泳ぐんだぞ」と言い聞かせて泳がせたのが功を奏したのでしょうか。基本的に「伸び盛り」であることは間違いないのですが、実質は、大会では気持ちが負けてしまっているのか、大会では待ち時間が長いのでコンディションの調整が上手くできないのか、はたまた、最初からやる気が失せてしまっているのか・・・。

 記録会は自己の記録を更新することが目標で順位は関係ないと、口を酸っぱくして子供たちに言い聞かせているつもりですが、まだ充分に理解されてないのかもしれません。隣で泳いでいる子をちらちら見ながら泳いだり、隣の子より遅いから途中で力を抜いてみたりといった行動は、他人と比較して自分の立ち位置を確認するという面では、人間としてある意味当然の行為なのかもしれませんが、こういう気持ちが自身より上の立場の物には何も言えず、自身より下の立場の者に対しては辛く当たるということにつながるのではないだろうかとも考えます。中途半端にできる子に限って、あまり上手じゃない子に対して「すげー、へたくそ」等と言って嘲笑している場面を見かけます。

 1番を目指す子になってほしいと思いますが、1番はしょせん1人しかなれませんし、部外者は2番以下をほとんど評価してくれません。それよりも、地道に一歩一歩前進していけるような子供たちになってほしいと思いますし、向上心を持てる子になるように指導していきたいと考えております。