南砺市体育協会

南砺市福野体育館において、南砺市スポーツ少年団入団式が行われました。「良い天気の日曜日」が災いしたのかもしれませんし、年度初めでいろいろな行事が重なったのかもしれませんが、水泳少年団の参加者が少なくちょっとさみしかったと思います。しかし、参加した団員は晴れやかな表情で式典に臨み、「がんばろう」と決意したようです。

式典の後にそれぞれのスポーツ種目ごとの交流会が行われ、水泳少年団は、陸上やクロスカントリー等の少年団と合同でドッジボールをしました。城端水泳少年団の５名は、福光陸上少年団の男子５名と即席合同チームを結成し、１チーム１０名の「王様ドッジボール」に挑みました。相手チームの王様（ゼッケン番号１番を付けた選手）にボールをぶつけたチームが勝ちです。

全８チームを２つのグループ（1グループ4チーム）に分けて総当たりの予選リーグを行い、２勝１敗で決勝に進みました。予選リーグの初戦は、即席チームの弱点であるところの「遠慮」が丸出しでとてもぎこちなく、王様が当てられて負けてしまいました。

ところが、これでは「まずい」と「勝つための方法」をチームで話し合い、徐々に即席チームが一つにまとまり始めます。できるだけ相手チームの王様に狙いを絞り、我がチームの王様は逃げ回ることに徹します。小柄で逃げ足の速い平田くんは徹底的にチームメイトの後ろに隠れて逃げ回ります。ですから、相手チームは当てにくそうでした。そして、福光陸上少年団の男子５人が奮起して相手チームの王様を撃沈させます。また、相手チームの王様は、逃げ回るよりも「攻撃」することが好きだったことも幸いしたと思われます。ボールを取りに行って失敗してくれるのです。

そして、予選リーグ上位４チームの決勝リーグにおいても、あれよあれよという間に２勝し、「あと１つで優勝」の最終戦にこぎつけました。ところが、最終戦はこれまで絶妙に逃げ回っていた王様が、試合開始間もなく撃沈し惜しくも準優勝に終わりました。しかし、試合が終わってから団員が言うには、相手チームの投げたボールは、王様の前にいた別の団員に僅かに接触し、角度が変わって王様に当たってしまったようです。審判の角度からは見にくかったようで、私にも見えませんでした。

ちょっと残念な結果でしたし、短い時間でもありましたが、福光地域の少年団と「本当」交流ができたと思います。

行事名	平成26年度南砺市スポーツ少年団入団式
開催日	平成26年4月13日(日) 9：00～入団式 10：00～交流会
会場	南砺市福野体育館
交流会	水泳少年団は福野体育館でドッジボールを行いました